TOEIC Part 5対策におすすめの問題集10選

TOEIC Part 5は、短文穴埋め問題で、文法力と語彙力が問われるセクションです。

難易度が高いため、多くの受験者が苦手意識を持っています。

そこで、本記事ではTOEIC Part 5対策におすすめの問題集を10冊ご紹介します。

これらの問題集を使えば、効果的にPart 5の学習ができますよ！

1. 「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」シリーズ
2. 「キムタツ式 TOEIC TEST Part 5 特急」
3. 「TOEICテスト新公式問題集 Vol.5」
4. 「TOEIC L&Rテスト Part 5&6 でる1000問」
5. 「TOEIC L&Rテスト究極の模試600問＋」
6. 「TOEIC L&Rテスト Part 5 鬼の変形問題200」
7. 「TOEIC TEST Part 5 & 6 でる順パス単」
8. 「スコア別 TOEIC L&R TEST Part 5 & 6 問題集」
9. 「TOEIC L&Rテスト Part 5 & 6 問題を鬼のように特訓するドリル」
10. 「TOEIC L&Rテスト Part 5 & 6 全部入りドリル」
11. 「TOEIC Part 5で高得点を取るためのコツ」
12. 「TOEIC Part 5の学習計画の立て方」
13. 「TOEIC Part 5頻出の文法項目」
14. 「TOEIC Part 5の勉強法：まとめ」
おわりに

1. 「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」シリーズ

「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」シリーズは、ETS（Educational Testing Service）が発行する公式問題集です。本番のTOEICと同じ形式・難易度の問題が収録されているため、実戦的な練習ができます。

Part 5に特化した問題集ではありませんが、Part 5の問題も充実しています。解答解説も丁寧で、間違えた問題を復習しやすいのが特徴です。

シリーズは全7巻あり、問題の難易度が徐々に上がっていきます。自分のレベルに合った問題集を選んで、学習を進めていきましょう。

2. 「キムタツ式 TOEIC TEST Part 5 特急」

「キムタツ式 TOEIC TEST Part 5 特急」は、Part 5の問題を解くためのコツがたっぷりと詰まった問題集です。著者の木村達哉先生は、TOEICの有名講師で、Part 5の解き方に精通しています。

この問題集の特徴は、以下の通りです。

- Part 5の頻出パターンを網羅している
- 解答のコツが丁寧に解説されている
- 問題数が豊富で、繰り返し練習できる

Part 5が苦手な人は、ぜひこの問題集で解き方のコツをマスターしましょう。

3. 「TOEICテスト新公式問題集 Vol.5」

「TOEICテスト新公式問題集 Vol.5」は、ETSが発行する最新の公式問題集です。2019年5月のTOEICで実際に使用された問題が収録されています。

この問題集には、Part 5の問題が20題収録されています。本番と同じ形式・難易度の問題を解くことで、実戦力を養うことができます。

また、解答解説では、問題のポイントが丁寧に説明されています。解説を読むことで、Part 5の出題傾向を理解することができますよ。

4. 「TOEIC L&Rテスト Part 5&6 でる1000問」

「TOEIC L&Rテスト Part 5&6 でる1000問」は、Part 5とPart 6に特化した問題集です。1000問もの問題が収録されているので、たっぷりと練習することができます。

この問題集の特徴は、以下の通りです。

- 問題が文法項目ごとに分類されている
- 巻末に文法のまとめがある
- 問題数が豊富で、繰り返し練習できる

文法項目ごとに練習できるので、苦手な分野を集中的に学習することができます。Part 5の得点力アップを目指すなら、おすすめの一冊です。

5. 「TOEIC L&Rテスト究極の模試600問＋」

「TOEIC L&Rテスト究極の模試600問＋」は、本番のTOEICを意識した模試形式の問題集です。Part 5の問題も、実戦形式で練習することができます。

この問題集には、以下のような特徴があります。

- 全6回分の模試が収録されている
- 詳しい解答解説付き
- リスニング音声はWebからダウンロードできる

本番と同じ形式で問題を解くことで、時間配分やペース配分の練習ができます。Part 5の実戦力を養いたい人におすすめの問題集です。

6. 「TOEIC L&Rテスト Part 5 鬼の変形問題200」

「TOEIC L&Rテスト Part 5 鬼の変形問題200」は、難易度の高いPart 5の問題を集めた問題集です。通常のPart 5よりも一歩先を行く、応用レベルの問題が収録されています。

この問題集の特徴は、以下の通りです。

- 高レベルの文法力・語彙力が問われる
- 200問の質の高い問題が収録されている
- 丁寧な解答解説付き

難しい問題にチャレンジすることで、Part 5の実力を飛躍的に伸ばすことができます。上級者におすすめの問題集です。

7. 「TOEIC TEST Part 5 & 6 でる順パス単」

「TOEIC TEST Part 5 & 6 でる順パス単」は、Part 5とPart 6で頻出の語彙を学ぶための問題集です。重要度の高い語彙から順に学習できるので、効率的に語彙力を高めることができます。

この問題集には、以下のような特徴があります。

- Part 5とPart 6で頻出の語彙を厳選している
- 語彙が重要度順に並んでいる
- 例文や語法のポイントが解説されている

Part 5の語彙問題対策に最適な一冊です。語彙力アップを目指す人は、ぜひチェックしてみてください。

8. 「スコア別 TOEIC L&R TEST Part 5 & 6 問題集」

「スコア別 TOEIC L&R TEST Part 5 & 6 問題集」は、TOEICスコアに合わせて問題を選べる問題集です。400点、600点、730点、860点の4つのレベルに分かれています。

自分のTOEICスコアに合ったレベルの問題を解くことで、無理なく学習を進めることができます。問題の難易度が徐々に上がっていくので、着実にレベルアップを目指せますよ。

各レベルの問題には、詳しい解答解説が付いています。解説を読むことで、Part 5の問題を解くコツを身につけることができます。

9. 「TOEIC L&Rテスト Part 5 & 6 問題を鬼のように特訓するドリル」

「TOEIC L&Rテスト Part 5 & 6 問題を鬼のように特訓するドリル」は、Part 5とPart 6の問題演習に特化したドリル形式の問題集です。問題を繰り返し解くことで、確実に実力を伸ばすことができます。

この問題集の特徴は、以下の通りです。

- Part 5とPart 6の問題を500問以上収録
- 文法項目ごとに問題が分かれている
- 巻末に文法のまとめがある

苦手な文法項目を集中的に練習したい人におすすめです。問題数が豊富なので、たっぷりと演習することができますよ。

10. 「TOEIC L&Rテスト Part 5 & 6 全部入りドリル」

「TOEIC L&Rテスト Part 5 & 6 全部入りドリル」は、Part 5とPart 6の対策に必要なものが全て詰まった問題集です。文法問題、語彙問題、長文問題など、様々なタイプの問題が収録されています。

この問題集の特徴は、以下の通りです。

- Part 5とPart 6の様々なタイプの問題を網羅している
- 文法のまとめや頻出表現のリストがある
- 問題を解くためのコツが丁寧に解説されている

Part 5とPart 6の総合的な対策をしたい人におすすめの一冊です。この問題集を使って、着実に実力アップを目指しましょう。

11. 「TOEIC Part 5で高得点を取るためのコツ」

TOEIC Part 5で高得点を取るためには、いくつかのコツがあります。ここでは、それらのコツを詳しく解説していきます。

1. 文法知識を身につける

Part 5は文法問題なので、文法知識が重要です。以下のような基本的な文法事項をしっかりと身につけましょう。

- 品詞（名詞、動詞、形容詞、副詞など）
- 時制（現在形、過去形、現在完了形など）
- 主語と動詞の一致
- 前置詞の使い方
- 代名詞の使い方

これらの文法事項をマスターすることで、Part 5の問題を解くスピードが上がります。

2. 語彙力を高める

Part 5では、語彙力も問われます。問題文や選択肢に出てくる単語の意味を理解していないと、正解を選ぶことができません。

ただし、Part 5で出題される語彙は、ビジネスやオフィスでよく使われるものが中心です。そのため、ビジネス英語の語彙を重点的に学習するのが効果的です。

以下のような方法で、ビジネス英語の語彙力を高めていきましょう。

- ビジネス英語の単語帳を使う
- オンライン英英辞書で単語の意味を調べる
- ビジネス英語の記事やニュースを読む

日ごろから英語に触れることで、自然と語彙力が身についていきます。

3. 問題文をしっかりと読む

Part 5の問題文は、比較的長めの文章です。問題文をしっかりと読まないと、正解を選ぶことができません。

問題文を読むときは、以下の点に注意しましょう。

- 主語と動詞に注目する
- 文章の流れを掴む
- キーワードをチェックする

また、問題文を読んだ後は、選択肢を見る前に自分で答えを予想してみるのも効果的です。自分の頭で考えることで、文の構造や意味がより深く理解できるようになります。

4. 選択肢を吟味する

Part 5の選択肢は、どれも文法的に正しい英語です。そのため、選択肢を見ただけでは正解を選ぶことができません。

選択肢を吟味するときは、以下の点に注意しましょう。

- 文法的に正しいかどうか
- 前後の文脈に合っているかどうか
- ニュアンスが合っているかどうか

選択肢を吟味する力を身につけるには、たくさんの問題を解くことが大切です。問題を解く中で、自然と選択肢の見極め方が分かるようになります。

5. 時間配分に気をつける

Part 5は、全部で30問あります。制限時間は25分なので、1問あたり約50秒です。

時間配分を考えながら解くことが重要ですが、あまり時間を気にしすぎるのもよくありません。時間を気にするあまり、問題文や選択肢をしっかりと読まないのは本末転倒です。

まずは、自分のペースで問題を解いてみましょう。そして、徐々にスピードアップを図っていきましょう。時間配分のコツをつかむには、練習あるのみです。

12. 「TOEIC Part 5の学習計画の立て方」

最後に、TOEIC Part 5の学習計画の立て方をご紹介します。

1. 現在のレベルを把握する

まずは、自分の現在のレベルを把握することが重要です。以下のような方法で、レベルチェックをしてみましょう。

- 公式問題集や模試を解いてみる
- オンラインのレベルチェックテストを受ける
- 英語学校や塾でレベルチェックテストを受ける

自分のレベルが分かったら、目標スコアを設定しましょう。目標スコアは、現在のレベルから50?100点アップを目指すのがおすすめです。

2. 学習スケジュールを立てる

次に、学習スケジュールを立てましょう。Part 5の学習には、以下の3つの要素を盛り込むことが大切です。

– 文法学習
– 語彙学習
– 問題演習

これらの要素をバランスよく学習することで、効率的にPart 5の実力を伸ばすことができます。

以下のような学習スケジュールを立ててみましょう。

– 月曜日：文法学習（1時間）
– 火曜日：語彙学習（1時間）
– 水曜日：問題演習（1時間）
– 木曜日：文法学習（1時間）
– 金曜日：語彙学習（1時間）
– 土曜日：問題演習（2時間）
– 日曜日：休み

この例では、週に6日、合計7時間の学習時間を確保しています。自分の生活スタイルに合わせて、学習スケジュールを調整してみてください。

3. 学習の進捗を確認する

学習を始めたら、定期的に進捗を確認することが大切です。以下のような方法で、進捗をチェックしてみましょう。

- 問題集の復習をする
- 公式問題集や模試を解く
- オンラインのレベルチェックテストを受ける

進捗が芳しくない場合は、学習方法を見直してみましょう。学習スケジュールを調整したり、新しい教材を取り入れたりするのも良いかもしれません。

逆に、順調に進捗が見られる場合は、さらに上のレベルを目指して学習を続けましょう。

13. 「TOEIC Part 5頻出の文法項目」

ここでは、TOEIC Part 5でよく出題される文法項目を詳しく解説していきます。これらの文法項目をマスターすることで、Part 5の得点力がアップすること間違いなしです。

1. 品詞

品詞とは、名詞、動詞、形容詞、副詞など、単語の種類のことです。Part 5では、品詞の使い方が問われることが多いです。

例えば、以下のような問題があります。

The company’s sales have been steadily \[　　\] over the past few years.
(A) increase
(B) increased
(C) increasing
(D) to increase

この問題では、空所に入る品詞は動詞です。(A)は名詞、(B)は過去分詞、(C)は現在分詞、(D)は不定詞なので、正解は(C)になります。

品詞の使い方をマスターするには、英文法の基本書を読むのが効果的です。また、たくさんの英文を読んで、品詞の使われ方を観察するのも良い方法です。

2. 時制

時制とは、現在形、過去形、現在完了形など、動詞の形によって表される時間のことです。Part 5では、時制の一致が問われることが多いです。

例えば、以下のような問題があります。

If the company \[　　\] its sales targets last year, it would have received a bonus from the parent company.
(A) meets
(B) met
(C) had met
(D) would meet

この問題では、「もし去年販売目標を達成していたら」という仮定の話なので、過去完了形の(C)が正解になります。

時制の一致をマスターするには、英文法の基本書で時制の使い方をしっかりと学ぶことが大切です。また、長文読解問題を解くことで、時制の一致の感覚を身につけることもできます。

3. 主語と動詞の一致

英語の文法では、主語と動詞は数で一致させる必要があります。つまり、主語が単数なら動詞も単数形に、主語が複数なら動詞も複数形にします。

Part 5では、主語と動詞の一致が問われることが多いです。

例えば、以下のような問題があります。

The number of employees who participated in the training program \[　　\] significantly from last year.
(A) differ
(B) differs
(C) differed
(D) have differed

この問題では、主語は “The number” （数）なので、動詞は単数形にする必要があります。よって、正解は(B)になります。

主語と動詞の一致をマスターするには、主語が単数なのか複数なのかを見極める力を身につけることが大切です。また、多くの英文に触れることで、自然と一致の感覚が身についていきます。

4. 前置詞

前置詞とは、”in”、”on”、”at” などの単語のことです。前置詞は、名詞や代名詞の前に置いて、場所や時間、方向などを表します。

Part 5では、前置詞の使い方が問われることが多いです。

例えば、以下のような問題があります。

The manager requested that the report be submitted \[　　\] the end of the week.
(A) by
(B) for
(C) to
(D) with

この問題では、“by” （?までに）が正解になります。”for” は「～のために」、”to” は「～に」、”with” は「～と一緒に」という意味なので、文脈に合いません。

前置詞の使い方をマスターするには、前置詞の基本的な意味を理解することが大切です。また、英文を読んだり、英作文をしたりすることで、前置詞の使い方の感覚を身につけることができます。

5. 代名詞

代名詞とは、”I”、”you”、”he”、”she”、”it”、”we”、”they” などの単語のことです。代名詞は、名詞の代わりに使われます。

Part 5では、代名詞の照応関係が問われることが多いです。つまり、代名詞がどの名詞を指しているのかを問う問題が出題されるのです。

例えば、以下のような問題があります。

The Marketing Department submitted their proposal to the Board of Directors, but \[　　\] was rejected due to budget constraints.
(A) they
(B) them
(C) it
(D) its

この問題では、“it” が正解になります。なぜなら、”it” は前の文の “proposal”（提案）を指しているからです。

代名詞の照応関係をマスターするには、代名詞が指す名詞を的確に見抜く力を身につける必要があります。文章をしっかりと読んで、代名詞と名詞の関係を意識することが大切です。